①普光山圓通寺(ふこうさんえんつうじ) 藤里字清水柳
本尊仏聖観音。曹洞宗。宝暦の風土記には長禄元年(1457)月堂良澄開山とあるが、正長元年(1428)月堂が寺ノ沢に一庵を建立との説(江刺郡志)もある。
②愛宕山勝軍寺(あたごさんしょうぐんじ) 藤里字清水柳
本尊仏勝軍地蔵。延歴年中坂上田村麿の本願により僧賢澄が愛宕山内に創建。明治5年天台宗となる。明治34年現在地に移転。勝軍地蔵、20余体の仏像、2体の神像、天狗面、歳神版木などがある。
③慈眼山西泉寺 藤里字寺沢
本尊仏釈迦如来。曹洞宗。永正8年(1511)然室存黙、上寺の地に草庵を結ぶ。8世恕岑の代に全焼し現在地に再建。明治27年再度焼失。現堂宇は明治45年の建立。