【 神 社 】


①浅井愛宕神社  藤里字智福

 祭神軻遇突智命。大同3年(808)創建。

 明治8年神仏分離令により「毘沙門堂」を「愛宕神社」と改称、旧藤里村「村社」とした。多くの地区民は昔から「浅井毘沙門様」として尊敬、崇拝してきた。

 堂内には兜跋毘沙門天立像、吉祥天、善膩師童子像等、多くの仏像が収蔵されていた。

 現在収蔵庫に収蔵されている主な仏像は

    ・木造兜跋毘沙門天立像  平安期  国指定重要文化財

    ・木造十一面観音立像  平安後期  県指定文化財

    ・木造毘沙門天立像            県指定文化財

    ・木造吉祥天立像                      県指定文化財

    ・木造善膩師童子立像             県指定文化財

    ・毘沙門堂       元禄5年再建  県指定文化財

    この他、奥州市指定文化財(8点)等あり。

 なお、境内には数百年を経たカヤ、スギの古木あり。

 


②蔵王権現社  (愛宕神社内)

 祭神蔵王権現。由緒不明。寛保元年(1741)の棟札がある。

 


③愛宕神社  藤里字石名田

 祭神軻遇突智火神。延歴20年坂上田村麿の創祀。明暦元年勝軍地蔵尊を勝軍寺に移す。

 山は逡厳なる断崖、絶壁で山裾を伊手川(隅川)の清流が洗う。四季を通じて絶好の景勝地であり、昭和30年以来「愛宕山自然公園」として整備している。

 山中には

    ・愛宕神社本殿、奥の院

    ・藤里の珪花木  昭和38年岩手県天然記念物指定

    ・蔵王権現社

    ・毘沙門岩窟  先住民の住居ともいわれている

    ・沼尻城跡  城主 及川弥兵衛

    ・妙法院勝軍寺跡

    その他、南部スズ等重要な植物がある。

  


④八坂社  (愛宕神社内)

 祭神須佐之男命。愛宕神社の摂社。疫病除けの神とされている。

  


⑤舘森稲荷社  藤里字幕内

 祭神稲荷大明神。由緒不明。元禄年中大森山より移し再建。元禄12年銘の鰐口。

 


⑥八幡社  藤里字幕内

 祭神八幡神。由緒不明。神像八幡神騎馬像(宝歴年中の銘)がある。

 


⑦熊野社  藤里字沢田乙

 祭神熊野大権現。由緒不明。掛の上舘の北側にある。棟札には天明4年造営とある。

 


新山大権現社  藤里字前田

 祭神大権現菩薩。大庄屋及川氏の氏神。寛永3年の造営。宝暦10年造営の棟札。

 


⑨熊野神社  藤里字砂子田

 祭神天神。熊野神。由緒不明。宝永4年の棟札がある。

 


⑩雲南社  藤里字雲南

 祭神十一面観音。由緒不明。享保七年銘の棟札。付近の雲南遺跡から土器が出土。

 


⑪天神宮  藤里字前村

 祭神菅原道真公。由緒不明。東方に石清水舘遺跡があり、舘主田中出雲の氏神か。

 


牛頭天王社  藤里字寺沢

 祭神須佐之男命。由緒不明。胡瓜天王ともいわれる。正徳2年の棟札がある。

 


⑬愛宕社  藤里字竹原田

 祭神愛宕神、若木神。由緒不明。正徳5年(1715)の創建と伝えられる。

 


⑭熊野社  藤里字迎井沢

 祭神熊野大権現。年代は不明。佐野屋敷庄屋菊池家の氏神。本殿の下に一字一石経塚。

 


⑮稲荷大明神社  藤里字柳沢

 祭神稲荷大明神。由緒不明。安永の風土記に稲荷大明神の記載がある。

 


雲南社  藤里字本杵

 祭神雲南権現。由緒不明。昭和7年(創建)及び文化3年(再建)の棟札がある。

 


⑰土仏社  藤里字芦ノ口

 祭神土仏観音。明治初年石鳥谷の大興寺土仏観音を勧請。同23年に現在地に移した。